
ショートにしたのに
「ただ短いだけだった」
「垢抜けると思ったのに、印象がぼやけた」
そんな声をよく耳にします。
でもそれ、ショートヘアという髪型のせいではありません。
本当の原因は、“角度”と“影”が設計されていないことにあります。
■ 「短くしたのに普通」になる理由

ショートカットは、髪の長さが短くなる分、情報量が減る髪型です。
つまり、シルエット・バランス・光の入り方などの設計がなければ、すぐに“のっぺり”見えてしまいます。
よくあるケース:
- サイドラインがまっすぐすぎて平坦に見える
- 顔まわりに動きがなく、影ができない
- 首元に締まりがなく、全体がぼやける
これが、「短くしたけど何か物足りない」原因です。
■ 印象を変える“角度と影”のデザインとは?

geekでは、印象をつくるのは「髪型」ではなく、以下のような設計されたカット構造だと考えています。
- 顔まわりに斜めのラインを作り、視線を流す角度設計
- 耳前にくびれをつくり、自然な影を出すカット
- 首元を絞ることで、骨格が締まって見える影のバランス
この「角度と影」があるだけで、同じ長さでも“印象”は劇的に変わります。
■ 派手じゃなくても、垢抜けるショートは作れる

垢抜けたショートは、決して奇抜でも重ね着のようなスタイルでもありません。
むしろ、要素を引き算した上で「どこに締まりを持たせるか」を計算することで
“その人にしか似合わないショート”が完成します。
あなたの髪も、印象も、“ただ短いだけ”で終わらせないために。
カットの設計でここまで変わるということを、知ってください。
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