
「パーマをかけたのに、なんだか広がる」
「動きを出したかったのに、まとまらない」
──50代のお客様からよく聞く声です。
髪質や年齢のせいではありません。
“パーマに頼らない構成ができていない”だけです。
■ 50代の髪にパーマが合わなくなる理由

40代後半から50代にかけて、髪は大きく変化します。
✔ ハリ・コシが弱くなる
✔ 艶が出にくくなる
✔ うねりが出やすくなる
この状態でパーマをかけると、
髪表面が乱反射して艶が消え、
広がり・乾燥・老け見えにつながります。
つまり、“動かすためのパーマ”が、
逆に“疲れて見える原因”になってしまうんです。
■ 動きを作るのは“構成”であって、薬剤ではない

geekが考える「動き」とは、
カットラインと重なりによる“構成的な立体感”。
スキバサミで軽くするのではなく、
一本一本の髪の支えを残しながら重ねていく。
結果、パーマをかけなくても──
- 髪の内側から立体感が出る
- 艶が生まれる
- 動きが自然に見える
“何もしていないのに動いて見える”
それが、本当に上手いショートです。
■ 削がないから、艶が出る

パーマなしショートの美しさは、
“軽さ”ではなく“深さ”で決まります。
削りすぎると髪はスカスカになり、光を逃がしてしまう。
一方で、削らずに重なりで形を作ると、
表面の光が整って反射し、自然な艶が生まれます。
艶=重なりの設計。
これはトリートメントではなく、カットの技術なんです。
■ パーマなしショートが似合う人の共通点

- 髪に艶を求める人
- 清潔感を大事にしたい人
- 自然体で見せたい人
- 若作りより“品”を重視する人
どれか一つでも当てはまる方には、
パーマなしショートが確実に似合います。
■ まとめ

50代からのショートは、
「パーマで動かす」より「構成で魅せる」。
髪の動きは、薬剤ではなく設計の深さで決まります。
艶・立体感・清潔感。
この3つをカットで作れる美容室こそ、
あなたの髪を“自然に美しく見せる場所”です。
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